風呂で読む本

昨年末から風呂で読んでいる本がある。
田中康夫さんの「いまどき真っ当な料理店 改訂版」(幻冬舎文庫)である。
作者には失礼かもしれないが風呂で読むにはちょうどよい加減の情報の質・量である。
1995年前後の話であるから、いまさら真っ当のほどを確かめに行こうとも思わない。
もともとガイドブック片手に食べ歩くという趣味もない。
けれど面白いのだ。
フランス料理編、イタリア料理編が済んで、日本蕎麦編の途中まで読み進んでいる。
いっこうに飽きない。これはなかなかの再発見と思っている。
風呂で読むには、ね。