評価軸

「過ちはあったけれど、長い目で見れば自然と共に生きてきたこと。若さがすべてではなく、老いは成熟の証で死ぬまで成長すると考えること。質素さに楽しみや豊かささえも見つけること。60年以上にわたって血を流さずに世界と交渉してきたこと。相容れないものさえも並びたつ多様性を保持すること。そしてそれらの考えを強制しないこと。・・・そいったことこそが、模倣されるべきだと思う。」
   〜「模倣される日本」(浜野保樹著)P.238より